
好きなことを仕事にする。
DAILY ROUTINE
- 8:30出社
掃除 - 9:00チームミーティング
プログラマーとのミーティング等 - 12:00ランチ休憩
- 13:00午後スタート
- 15:00休憩
- 15:15休憩戻り
- 17:00退社
時々残業
できることで、面白くなる。
学生時代は、金属加工に興味があったというわけではありません。車が好きで、専門学校で自動車整備士の勉強をしていたくらいです。一度、整備工場に入社したのですが、友人からの紹介がきっかけで阿部工業に転職しました。初めからMCの部署に配属されたことが、自分にとって運が良かったと思います。
MCとはマシニングセンターの略で、巨大な加工機械を駆使して金属を加工していきます。金属の種類と部品の形を元に、方法論の段取りと加工プログラミングを丁寧に行えば、あとは機械が自動で作業してくれます。部署内に、プログラマーとエンジニアがいて、プログラマーが設定した方法を、エンジニアが機械を使って実行していくというプロセスです。ずっと同じ姿勢同じ場所で作業するわけではないので、機械が動いている間に、違う作業をしたり、頭を使う仕事もこなせます。入社してから3年ほど経った頃には、ある程度一人で作業が完結できるようになり、仕事の面白さにのめり込んでいきました。
外から得る知識が磨く自己
初めの頃の苦労はたくさんあります。納期に間に合わせないといけないのに金型の組み合わせが上手くいかず、何度試しても綺麗な形状を作り上げられないことに苦しんだこともあります。必然的に帰るのが遅くなる。今でこそすぐに対応出来るようなことでも、当時は改善策を見つけるまでに時間がかかりきつかった。
今は社内にわからないことを聞くだけでなく、外から知識を入れることも多くなりました。阿部工業は、加工機器の大手メーカーであるAMADAの機械を導入しています。点検や故障の際にAMADAの方がメンテナンスに来ます。そこで、機械について教えてもらったり、他社の参考事例を聞くことができるため参考になります。また、この燕には様々な加工を手がける企業がたくさん存在しているので、他の工場に行った時には、作業を拝見させていただいたり、どうやって作っているのかを率直にヒアリングしています。この積み重ねによって得た知識で、スムーズに加工が完了できる時があります。こうしたときには、またひとつ技術を覚えられた感覚を得ることができ、大きな喜びを感じます。